英語で電話をするのは相手の表情や唇の動きが見えないため、思った以上に注意が必要です。でも、心配することはありません。電話をかけるとき、切るときに役立つフレーズと、相手の対応の例をご紹介します。
■電話をかけるとき
相手の電話をプッシュし、誰かが電話に出たら、こんな風に言いましょう。
∙Hello, this is Taro Yamada, calling from Tokyo. Could I please speak to John Smith?
「東京の山田太郎です。ジョン・スミスさんをお願いします。」
話したい相手が電話に出ている場合
∙Yes, speaking! How are you? What can I do for you?
「はい、私です。こんにちは。どんなご用件ですか?」
電話に出ている人が電話を取り次いでくれる場合
∙Hang on, please, I’ll put you through.
「お待ちください。おつなぎます。」
∙Just a minute, please, I’ll try to connect you.
「少しお待ちください。電話を転送します。」
話したい相手が不在の場合
∙I’m afraid he/she isn’t here at the moment. He’s/she’s in a meeting. Can I take a message?
「○○○○は今、席をはずしています。ミーティング中です。何かお伝えしましょうか?」
∙Would you like to leave a message?
「何か伝言はありますか?」
∙Could you possibly call back in about twenty minutes?
「20分ほど後にかけ直して頂けますか?」
∙What was your name again, please? 「もう一度お名前を頂けますか?」
∙Could you give me your number? 「お電話を頂けますか?」
∙What was it in connection with?「何かお伝えすることはありますか?」
■伝言するとき
∙Could you please give her a message? 「伝言できますか?」
∙Could you please ask him to call me back as soon as possible?
「できるだけ早く私に電話を下さるよう、お伝えください。」
∙Could he call me back, please? It’s quite urgent.
「私に折り返し電話するよう、伝えてもらえますか?急ぎの用件なので。」
■用件を切り出すとき
∙I hope I’m not disturbing you. Have you got a minute to talk?
「お忙しいところすみません。今、お話しても大丈夫ですか?」
∙Sorry to bother you, but I have a rather urgent question about (the new process).
「お仕事中に申し訳ありませんが、(新しいプロセス) について、至急、確認したいことがあって電話しました。」
∙I’d like to discuss (the delivery date of the new system) with you.
「 (新システムの納期) について相談したいと思って電話しました。」
∙I was wondering if we could discuss (a couple of points in the agreement).
「できれば (今回の契約について2件ほど) ご相談したいことがあります。」
∙The reason I’m calling is that: …「お電話した理由は、...」
∙Yes, no problem! Now is fine/good/perfect.
「はい、大丈夫です。今なら問題ありません/OKです/ちょうどいいタイミングです。」
∙How can I help you?「ご用件をどうぞ。」
∙What’s up?「どうしました?」
∙What can I do for you?「何か私にできることはありますか?」
∙Actually, I’m in a meeting at the moment. Can I get back to you in ten minutes?
「実は、今ミーティング中です。10分後に、こちらから折り返します。」
∙I’m busy right now – could I call you in about half an hour?
「今ちょっと手が離せないので、30分ほど後にこちらから電話します。」
■ミーティングの予定を組むとき
∙I was wondering if we could arrange a time to meet.
「できればミーティングの時間を決めたいのですが、いかがでしょうか?」
∙When would be good for you? 「いつがご都合がよいですか?」
∙What time would suit you? 「何時がよいですか?」
∙How about Monday the 21st, at two-thirty? 「21日の月曜日の2時半はいかがですか?」
∙Do you have any time on Friday? 「金曜日は時間を取れますか?」
∙Could you do Tuesday at nine? 「火曜日の朝9時でいかがですか?」
∙Yes, that would be great. 「はい、それで結構です。」
∙No, sorry, I’m busy then. But ten-thirty would be good.
「いいえ、すみませんがその時間は用事があるので無理です。でも10時半なら大丈夫です。」
■確認するとき
∙OK, the 19th at four o’clock, 「わかりました。19日の4時ですね。」
∙How do you spell that, please? 「スペルを教えてください。」
∙Hang on, let me just get a pen and write that down. 「ちょっと待ってください、ペンを取ってメモします。」
■電話を切るとき
∙Good, well I look forward to seeing/meeting you on Thursday!
「わかりました。では、木曜日にお会いできるのを楽しみにしています。」
∙Well, it was great talking to you, and we’ll be in touch!
「お話しできてよかったです。またお電話しますので、よろしくお願いします。」
∙Great, thanks very much for the information. Bye!
「助かりました、情報をありがとうございます。では、失礼します。」
■相手が何を言っているのかわからないとき
相手は、必ず、あなたが相手の言葉で話そうと努力しているのを有難いと思うはずです。しかし英語を母国語とする人は、あなたが英語を母国語としないことを忘れて、つい早口になることがあります。ゆっくり話してほしいと思ったら、次のフレーズを試してください。
∙I’m sorry, could you possibly speak slower? 「すみませんが、もう少しゆっくり話してください。」
∙I’m having trouble understanding you. 「うまく聞き取れません。」
相手が何を言っているのか理解できない場合は、遠慮せずにもう一度同じことを言ってもらうよう頼みましょう。
∙Sorry, could you please repeat that? 「すみません、今のところをもう一度お願いします。」
∙Sorry, I didn’t quite catch that, 「すみません、聞き取れませんでした。」
∙Sorry, could you say that last bit again? 「すみません、最後のところをもう一度お願いします。」
<文法のポイント>
at は、時間に関して使用します。 See you at four o’clock.「4時にお会いしましょう。」
on は、日に関して使用します。 See you on Wednesday. 「水曜日にお会いしましょう。」
in は、月/季節/年/都市に関して使用します。
We can deliver the items in February /in the spring /in 2011 /in Tokyo 「このアイテムの納品は 2月に / 春に / 2011年に / 東京で可能です。」下载本文